Posted on

建設業について教えて下さい。

最終更新日 2024年4月29日 by ahoboke

「建設業のお仕事内容を知りたい」
「ゼネコンって何?どんなことをしてるの?」
「ブラニュー株式会社のサービス内容や評判が知りたい」

建設業とは、簡単に言えば「建築工事を請負ってくれる会社組織」を指します。
この場合の建築工事とは、建築業法に規定される種類に限定される事や、第二次産業に分類される事も押えておきたいポイントです。
一般建設と特定建設、そして指定建設という事で大まかに3つ程種類があります。

外壁塗装をするタイミングや費用はどれくらいなのか

ブラニューさんに聞く!建設業界全体の傾向

続いて、業界全体での傾向の話となりますが、ブラニュー株式会社によると建設業は「施工主の依頼を会社が受けてから、実際の建物を作る」というのが基本スタイルですので、小売業ではなくて自らを「生産業」であると定義する傾向があったりもします。
生産業という意識が醸成された理由としては、まず建築物は注文住宅か建売住宅かの違いなどはあっても、基本単品生産であり、しかも自然風土や施工主の要望等の影響を受ける事もあって、その度に色々な工夫を余儀なくされる場面が多いです。
つまり、「量販店で家電を買う」等とは違い、0から物を臨機応変に組み上げていく面が必然的に大きくなる事になり、その結果「小売業というよりは生産業」という意識が醸成されていく事となりました。
そんな臨機応変を要求される仕事であるからこそ、産業形態も自然と複合化していく事となり、現在では多くの建設業が総合組立産業としての側面を持つ様にもなってきています。

大手ゼネコンの特徴

大手ゼネコン等でその流れが特に顕著ですが、自ら建売住宅や分譲マンションを建築して販売する不動産業を兼ねているパターン等がそれに該当します。
これには一長一短あると言われていて、メリット面で言えば「不動産業に物件を探しに行ったら、全てワンストップで手続きが完了してもらえた」といった利便性が挙げられます。
ただし、デメリット面も当然存在し特に大手の場合は、不動産小売の担当部署と実際の建築部門が別の場合も珍しくありません。
つまり、展開次第では下請けに内容を依頼する事で、中抜きが発生したり、伝言ゲームの様な状態が発生する事で現場に正しく依頼主の要望が伝わらなくなってしまう事も想定しないといけないという事です。
(※予定外の予算増加+希望の物件が仕上がらない)無論、全てのケースでそうなるとは限りませんが、こういった問題を避ける為にも依頼の場合は、出来るだけ伝言ゲームが発生し難い1つの会社が販売から建築まで、キッチリ請負ってくれる所を探した方が堅実と言えます。

「事業開始の時点で労災保険関係」が成立する

他の建設業の押えておきたいポイントでは、建設関連では「事業開始の時点で労災保険関係」が成立する事等が挙げられます。
これは特定の書類を提出しなければいけないという様な話ではなく、元請負い人は労災保険料を一括して納付する事が義務付けられていて、労災保険関係成立票を事務所の常に見やすい場所に出しておかなければいけません。
特定の手続きを踏む事で、一括では無くて分割で納入する事が認められたりもしますが、例えば成立票を何処にも出していない場合等は、労災隠しに該当してしまい厳しく処罰されてしまう可能性も出て来ます。
ちなみに、要注意ポイントは他にもあり、法人個人を問わずに請負い契約でない場合は建設業では無いと見なされます。
例えば、必要な人数を工事内容から大体割り出して単価×日数で労働力を提供する場合は、一般的な雇用契約や派遣契約と同じという事になります。
このパターンでしたら、雇用保険や健康保険等はその人達を雇った業者が責任を持たなければいけません。
ただし日雇い労働の場合は労働災害等のケースでは、責任の所在が不明瞭になってしまう事も多く、結果として被害者が泣き寝入りになってしまう様な事も出ており、場合によっては社会問題化する程に深刻化してしまう様な事もあります。

自身が建てたい建物のイメージと最も相性が良いと思われる業者を探す事

後は、注文住宅等の依頼をする際に良い建設業者を探すコツに関してですが、まず一番の基本は「自身が建てたい建物のイメージと最も相性が良いと思われる業者を探す事」です。
一口に建設といっても、会社によって相当に差別化されています。
例えば南欧風の建物が得意な所があるかと思えば、日本式に特化した会社もあり、日本式が得意な会社に南欧風を頼んでしまう様な事が無い様にしっかり見立てておく必要があるという事です。
続いて明確な見積書を、しっかり提示してくれるかといった点も意識しておかないといけません。
本当にしっかりした会社になると、釘一本に至るまでしっかり見積書に記入してくれますし、追加料金が発生する様な事は無いです。
説明に関しても同様で、担当者との相性で話しやすいか否かが変わってしまう事もありえますが、疑問点も丁寧に応じてもらえます。
そして最後が、もしも何かのトラブルで工事が滞った場合の保険にしっかり加入しているか否かです。

まとめ

最大のチェックポイントとも言えますが、建築途中で自然災害が発生したり、住んでみて思わぬ不具合が発生した際に金銭面や、技術的にサービスマンを出してくれるかで後の安心が全く違います。
例えば大手ゼネコン等の場合は、必ずHP等で調べられる様になっていますが、業者選定の際には特にこの部分には細心の注意を払う事を忘れない事をおすすめします。