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新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために集められる募金

最終更新日 2024年4月29日 by ahoboke

世界中で流行している新型コロナウイルスは、終息の兆しが見えません。
日本国内では感染者が減り一時期よりは落ち着き非常事態宣言も解除されましたが、流行の第二波や第三波がくると予測されています。
実際に北海道や九州では第二波が襲っているので、関東や関西など他の地方も同じように再び流行する可能性は高いと考えられます。

 

2021年に再延期されたオリンピックを控える日本もまだまだ安心できない

また日本国内は落ち着きを取り戻していますが、世界に目を向ければまだまだです。
アジアからオーストラリア・ヨーロッパ・アメリカと拡大したウイルスは、アフリカや南米にも広がり感染者数はまだまだ増えると考えられています。
世界の隅々まで感染が広がってしまった以上、2021年に再延期されたオリンピックを控える日本もまだまだ安心できません。
再び日本全体に流行の第二波や第三波が押し寄せてきたときのために、比較的余裕が出てきた今のうちにしっかりとした対策をしておかなければいけません。

十分な準備を整えておけばもし第二波や第三波が関東や関西にやってきても、感染ルートを追跡し拡大を防ぐことができます。
医療現場も十分な備えをしておけば院内感染の予防につながり、以前のような爆発的な感染拡大を防げます。
治療薬が開発されるまでは気が抜けないので、それまでは社会全体で新しい生活様式を守りながら、準備を万端にしておかなければいけません。

 

第二波や第三波に備えられず医療崩壊を招きかねない

しかし現在の医療現場は、新型コロナウイルスの影響が残り続けています。
感染者数が減り表面的には落ち着いたと思われがちですが、現在も逼迫した状況であることに間違いありません。
またマスクやガウンなど医療用の装備や設備も十分とはいえず、急場を凌いでいる状況には変わりないでしょう。
このままの状態では来るべき流行の第二波や第三波に備えられず、医療崩壊を招きかねません。
一度医療崩壊が起きれば抑えられてきた死者数も爆発的に増えますから、それだけは絶対に避けなければいけません。
医療現場を支えるために、しておきたいのは募金です。
現在さまざまな団体が新型コロナウイルス関連の募金を受け付けており、集まったお金は医療用マスクやガウンの購入などに使われます。
医師や看護師など医療従事者が安心して働ける体制作りに使われ、医療崩壊を防ぐ一助になるのは間違いありません。
医療機関の自助努力や国や自治体からの支援だけでは対応しきれないので、すべての人が安心して医療を受けられるためにも多くの寄付が集まることを期待されています。

 

新型コロナウイルス関連の募金をする際に気をつけておきたいこと

これからの備えを万全にするためだけではなく、今までの感謝の気持ちを込めて寄付をするのもおすすめです。
こうした新型コロナウイルス関連の募金をする際に、気をつけておきたいのは相手先の信頼性です。
現在は新型コロナウイルス関連の募金ですと宣伝すれば、多くのお金が集まる状況です。
そのため人の善意につけ込みお金を騙し取ろうとする不届き者もいて、詐欺的な行為も一部では行われています。

ポイント
すべてを騙し取るのではなく、一部は本当に医療機関に寄付をするものの多くはかすめ取る団体もあるので、募金を考えているなら信頼性を第一に相手先を選ぶようにしてください。
募金をする相手先の信頼性を見極めるなら、実績を何よりも重視すると良いでしょう。
これまで何度も緊急事態に支援活動をしてきた日本ユニセフのような団体なら、今回も以前と同じように集めたお金を有効活用してくれます。
相手先は信頼性だけではなく、有効な支援ができるノウハウを持っているかどうかも重要なポイントなので、実績は何よりも重要です。

 

実績だけでなく情報公開の透明性にも注意

また実績とともに重要視しておきたいのは、情報公開の透明性です。
 集めたお金の使いみちについて詳細に公開している団体なら、信頼性は高く安心して大切なお金を預けられます。  必要になった経費まで含めて情報を公開している団体なら安心感は高く、信頼性は抜群に高いと言えるでしょう。
実績や情報公開の透明性の他にも、気をつけておきたい方法としては寄付の贈り方です。
いろいろな手段が用意されていると手間がかからず非常に便利で、スムーズにお金を送ることができます。
クレジットカードやインターネットバンキングなど、寄付をしたいときにできる体制を整えている団体を選ぶのもおすすめです。
非常事態宣言が解除されたとはいえ、新型コロナウイルスが日本からすべて消えてなくなったわけではありません。
現在も市中にウイルスは広がっており、いつどこで誰が感染する状況であるかわかりません。

 

まとめ

ワクチンや特効薬が開発されるまで感染拡大を抑えながら上手に付き合っていくしかない状況なので、マスクの着用やソーシャルディスタンスを守るなど、一人一人の意識が大切になってくるでしょう。
その上で多くの人から集められた善意のお金で医療現場を強固なものとし、感染者が出たとしても迅速に治療し拡大を防ぐ必要があります。
ウイルスに怯えないで済む日を一刻も早く実現するためには、人々の意識と善意が重要です。