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マツエクグルーの特徴と保存方法

最終更新日 2024年4月29日 by ahoboke

マツエクグルーとは、自まつげとまつげエクステを装着する為の瞬間接着剤のことです。
グルーは、まぶたのような皮膚に装着するものではない為、化粧品ではなく雑貨として販売されることが多いです。
グルーはシアノアクリレートを主成分とし、カーボンという着色料を混ぜて黒色にしたり、透明のものもあります。

工業用、医療用など多岐にわたる

シアノアクリレートにも何種類かあり工業用、医療用など多岐にわたります。
主に韓国製が多いですが、国内で製造している物もあります。

参考・・・マツエクグルー国産

製造工程で様々な条件によって製品にアレルギー物質が発生します。
シアノアクリレート系の接着剤は工業系・医療系を含めて、合成接着剤の主成分として最も多く使われており、空気中やまつげの水分によって硬化します。
その際にホルムアルデヒドを放散しますが、量は種類によって変わり、付けた時だけではなく完全に硬化するまではホルムアルデヒドを放散し続け、硬化までの時間は使用量によって異なりますが、約24時間程度かかります。

まつ毛用のグルーは『雑貨扱い』

この為まつげ用のグルーとして厚生省の認可を得ている商品は無いため、まつ毛用のグルーは『雑貨扱い』となっています。
これをまつげエクステ用グルー、通称マツエクグルーと言います。
取り扱い方法が間違っていると、アレルギー反応を起こしてしまう可能性があるだけでなく、目が充血したり角膜を傷つけてしまう可能性があります。
正しい取り扱い方法で、安心で安全なまつげエクステを楽しみましょう。
マツエクのグルーには、高温多湿に弱い特性がありますよね。
そのため、夏場などは特に「冷蔵庫に入れて冷やしておいた方が良いのでは?」と思われがち。
みなさんの中にも、夏になると毎年冷蔵庫にグルーを入れている人もいるのではないでしょうか。

施術時にはグルーを常温にしてから使用する

しかし、実はその方法、間違っているかもしれません。
家庭用冷蔵庫の設定温度は、0~10℃。
グルーを保管するには冷えすぎてしまいます。
温度が高いときはもちろん、低い場合もグルーにとっては良い環境とはいえません。
温度の低下したグルーは分子の動きが悪くなり、接着力が低下してしまいます。
そのため、施術時にはグルーを常温にしてから使用することを推奨されています。
グルーの温度を下げすぎてしまう家庭用冷蔵庫は避けた方が良いでしょう。

まとめ

また、保存する際はグルーを立てた状態で入れることが大事です。
横に寝かせたままにしてしまうと、ノズルの方にグルーが溜まってしまったり、開けたときに一気に出てしまう恐れがあるのでやめましょう。